税務調査 解決実績 運送業

佐々木事務所の佐々木です。個人事業主の事例も紹介します。

税理士なしで、ご自身で申告をしていた方です。ご自身で手書きの申告書を作成して毎年申告していた方ですが、計算の合計金額があっていない・記載個所が間違っているなど、パッと見ただけでも誤りが多い可能性が高いという申告を長年にわたって行っている方でした。

始めは、税務署からの連絡が入った時には、間違っているので直してほしいという依頼だったそうです。(これを軽微な接触と呼びます。)

その税務署からの依頼内容について、ご自身で間違いを訂正しようと頑張ったようなのですが、うまくいかず回答内容に疑念を抱いた税務署職員から税務調査したいという依頼が入りました。

ここに至ってようやく事態の重大さに気が付き、税理士を探したというのが本件です。

ご本人が朝から晩まで忙しいという運送業特有の長時間労働でしたので、親族の方と税理士事務所で協力して数年前からロストした資料の復元からお手伝いしました。解決まで3か月ほどかかりましたが無事に調査が終了までいき、ご本人もご家族も大変喜んでいただきました。

今回の教訓

税務署からの初期の連絡を軽く考えて対応すると炎上することがあります。

必ず、税務署に折り返しの電話を行う前に、誰かに相談してから対応しましょう。